スキップ・ビート!(単行本)

2009年2月27日 (金)

スキップ・ビート! 21巻の感想

■ ネタバレ注意 ■

遅ればせながら、21巻の感想を。

誕生日に蓮から貰ったバラの中に宝石(?)が入っていた。蓮からあらかじめバラの花にまつわる"クイーンローザの悲しい伝説"を吹き込まれていた(笑)キョーコは、「クイーンローザの涙で作られたプリンセスの魂」だと信じて大歓喜。
▽イギリスの伝説って言われてるのに「ヨハン」ておかしいよキョーコ、イギリスなら「ジョン」だよ…って、妄想に細かいことを言っても仕方ないのはわかってるんだけど、妄想がなんだかすごくてどこからどうツッコミを入れてよいものやらわからない雰囲気なんで、とりあえず細かいところにツッコミ入れてみよーと思います。

ドラマBOX"R"で「ナツ」を演じることになったキョーコだが、台本読み合わせに遅刻して落ち込む。そんなキョーコに対して、慰めるでも怒るでもなく、静かに突き放した態度をとる蓮。けれど、それによってキョーコは気持ちを整理して、立ち直る。
▽こういうとこがスポ根漫画っぽいよなーと思うとこ。ただ、現実には大抵の人は、他人のダメな所を見つけて指摘するのは簡単でも、逆に他人からダメな所を指摘されればムッとするか余計に落ち込むかがほとんどで、指摘された点を素直に受け入れて反省するなんて中々できるもんじゃない。そういや以前蓮が風邪を引いて倒れた時に、キョーコが「自己管理がなってない」と蓮に言ったことがあったけれど、その時も蓮はあっさり肯定して反省してたっけ。辛い時にいつも慰めあえるパートナーってのもなかなか得がたいものだけども、ダメなところを互いに指摘し合いそれを互いにすぐに受け入れて反省できるなんて関係は一層難しいわけで、ある意味漫画ならではの夢のカップルですな。

BOX"R"の共演者・千織は、人当たりが良くだれからも好かれるタイプ。けれど実は鬱屈した負の感情を溜め込んでいて、自分を支えてくれる友達やマネージャーに対する悪意をノートに書き連ねたりしている。キョーコに対しても、表面上優しくふるまうが、裏で陰湿な嫌がらせを弄する。また、他の共演者からも、「美緒っぽい役しかできない」と馬鹿にされ、スピード出世を妬まれ、普通の女子高生っぽさの無い異質さもあって、キョーコはつまはじきにされる。監督からも「演技の幅が無いくせに生意気な新人」と思われているよう。千織の悪意のご注進…「京子は監督の求める『ナツ』に納得いっていない」…を受けて、監督は「無駄なプライドを叩き潰しておくか」とつぶやく。
▽仲村漫画の中でもかつて無いほどの陰にこもったブラックキャラじゃないでしょうか、千織ちゃん。&、物語も仲村漫画の中でもかつてないほどのブラック展開で、長いこと仲村漫画ファンをやってきた人にとってはブラック過ぎて受け入れ難いんじゃないかと。ただ、これが本誌掲載されてた当時って、陰湿なイジメが売りのドラマや漫画が話題を呼んでた気がするんで、時代の流れに合わせたのかしらーとか思ったり。ま、とはいえ、そこはソレ仲村漫画だから、キョーコなんかはいじめられても泣くでも気に病むでもなく、小学生時代に尚を好きだった女の子たちから受けた同じイヤミを思い出して「私を傷つけることで自分たちの憤懣を解消してたってことなのかしらね」と冷静に分析してみたり、「もっと目の覚めるようなフレッシュでショッキングな事を言ってくれないと、あんな中古なイビリ文句じゃ『ナツ』の演技にも使えやしない」とくる。いやほんと、世の中このくらいシレっといきたいものデス。現実でも芸能の世界は他人を押しのけても前へ出てナンボの世界、イヤミや嫌がらせや足の引っ張りあいはよくあることと聞くから、いちいち気にして落ち込んだりしてたらやってけないのかもね。

BOX"R"の監督から、イジメのシーンは「美緒っぽい」演技を、それ以外の部分では「普通の女子高生っぽい」演技を求められるキョーコ。けれど、「美緒っぽい」演技がナツのイメージに合っていないように思えて悩み、逆に「普通の女子高生」の演技は、これまで普通の女の子らしい生活をしてこなかったキョーコにとっては難しいものだということに気づく。
ナツに「美緒っぽさ」を求められることに納得できないのにそれを強く主張できないキョーコは「敦賀さんなら闘ったのかもしれない」と思う。やがて、「女の子が誰しも憧れるようなファッションリーダーのモデルのような感じを出したい」というイメージに思い至り、そして蓮に会いにいく。
▽瑠璃子との演技対決にしてもDarkMoonの美緒役にしても、旅館で身につけた行儀作法が役立ってきたけれども、今回はそれがアダになるというハナシ。普通の女子高生らしい振る舞いができないんですね、なるほどね~。
▽多分きっとファンには評判が悪いであろう、監督さん(まだ名前も出てないよね…)だけど、私は今後の彼に期待してます。キョーコが遅刻したことよりも"ナツ"の役について熱く語ったり、キョーコに「普通の女子高生っぽい」演技ができなさそうと見て取るとすぐに別の場面の撮影に切り替えていくとか、実はこの人、ノリは軽くてもきちんと自分なりの作品観を持った人で、でも決して粘着質じゃなく臨機応変にコトにあたることのできる人…だったらいいなぁ。
ま、どんな人であれ、「監督」っていうポストがあるような創作物の場合、演者は原則、監督に従わないとなんないんじゃないですかね。もし演者が一切監督に従わず好き勝手したら作品がまとまらないし、まして新人が好き勝手したら「監督がナメられてる」ってとられて、現場がまとまらなくなると思うけどな。
前に別の記事でも書いたけれど、DarkMoonの時はあくまで「テスト」で、勝手にイメージを変えて失敗した場合その場で降ろされること前提だった。今回は、テストも何もそのまま本番で使う予定の撮影なわけで、その役のイメージを途中で勝手に変えたらそれまで撮った部分はどーすんのか不思議。
キョーコ本人も、「敦賀さんなら闘ったかも」の後に「だから敦賀さんクビ三昧だったのかも」って言ってるあたり、覚悟はしてんのかなー。

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2008年12月16日 (火)

『スキップ・ビート!』 14巻の感想

■ ネタバレ注意! ■

単行本の巻数を逆から遡るという…ヘンテコなことをしていると自分でも思うけれど、できればアニメで放送できなさそうな(話数的に届かなさそうな)部分のレビューをしたいなーと思って。でもアニメで一体どこまでやるかわからないので、後ろから順、という無茶なことに。
それでもやってみると、最初から順に読んだのとは違う発見みたいなものもあるような気がしますデス。

13巻で、蓮からコーンの石を手渡される際に「悪い魔法」にかかることに怯えたキョーコでしたが、それを受けて14巻は、キョーコが自分の中に生まれかけてる「傾き」を一生懸命否定しようとしてる巻なんですよね、そういや。忘れてました。
この巻が、キョーコが一番蓮に対して気持ちがそう、と意識していた巻かもしれない。
緒方監督からナチュラルに「京子さんは敦賀君の事好きなんだね」と言われて、キョーコはウィンナーをフォークに刺しそこね、緒方監督のコーヒーにinしてウィンナーコーヒーにしてしまった後、「できれば…『尊敬』って言ってくれますか…」と怨キョを出しそうな雰囲気でお願い(?)したり、同じく緒方監督に「またしばらく離れるね 敦賀君と」と言われてホッとしたような顔で「はい」と返事したりと、ああなんだかスゴイ意識しまくっている…! と思えるような場面が、そういえば14巻ではあったんですねぇ。ほんとすっかり忘れてました。

どうでもいいけれど、緒方監督と同席して食事をとるシーンで、(「あ、そっか 今日敦賀君いないからっ」と言われて動揺するシーンで)監督の同意を得て着席した後、「そうですね 他の大御所ベテラン俳優さんに混じって食事するなんてさすがにできませんし」ってセリフがありますが…監督となら気軽に同席できるってのもなんだか腑に落ちないけど…キョーコは監督の抜擢で起用された役者だから、いいのかな?

緒方監督が、自分の父親の名前の大きさに押しつぶされそうだった心を乗り越えるエピソードと同時に、蓮=コーンもまた同じ悩みを抱えているということを暗示します。
なわけで、この時点ですでに、親子の確執というよりは、蓮の父親越えが問題なんだ、ってことはわかってたんだ。クーが出てくるより前にね。
プリティな緒方監督と似ているという緒方監督のお父さん、いつか見てみたい…

そして、この巻が、レイノ初登場ですね。頬の傷が無い…ってことは、あれはvsキョーコ戦でついただけだったのかな。でももう戻って確認する気力がない orz

ふと思ったのだけれども、尚の衣装って描くの大変そう。羽のついた衣装とか。
そしてどういう符丁なのか、ちょうどアニメでもTBM(TV局)の番組で尚に襲い掛かって追い出されたところで、この14巻半ばでも尚に襲い掛かって追い出されてます(笑)
さすがに今回は仕事中に問題起こしたわけではないけれど、やっぱりまだまだ尚のこととなると理性がどっかに行ってしまうのね。

キョーコが尚のPVに出演した時の天使姿を蓮が見る、というエピソードは、読者からの熱いラブコールで実現したそーですが(そう柱記事に書いてあった)、蓮にPVを見せるに至るまで運んだ功労者は社さん。PVを蓮に見せるに至るまでの社さんは、まるで読者の代弁者のようでした(笑)
撮影現場に突如訪れた尚に一番オロオロしていたのも社さんで、蓮はといえば、まるで何も気にしていないよう。
でも実は、「今 不破がらみの話なんかしたら なんとか抑えこんでいるこの気持ちが 大人気なくあふれ出しそうで」キョーコに尚のことは何も聞けないというくらい、なんだかキョーコの存在が蓮の中では大きなことになってきてます。

尚は、過失とはいえキョーコの顔に傷をつけてしまったことを気にして、薬を届けにきたんですけどね。この時の二人のやりとりはひじょーにびみょーで、どうまとめたものやら。
その後、キョーコはロケのために軽井沢入り、尚はレコーディングのために軽井沢入りして、二人が現地で鉢合わせた時のやりとりを考え合わせると、尚は「自分のことを一番わかっているのはキョーコなんだ」としみじみ感じてしまった。
そんでもってキョーコの方は、やっぱり尚のことではどうにも制御できない感情がある。てことかな?
そしてさらにどうでもいいことですが、懐から薬を出す時の尚の顔を見て、『シャンペン・シャワー』のマルロ(一部の人にしかわかんないだろうなー)を思い出しました…

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2008年12月14日 (日)

『スキップ・ビート!』 15巻の感想(2)

■ ネタバレ注意! ■

この巻のハイライト(?)であろう、キョーコvsレイノ戦の感想。

レイノが尚を潰そうとする理由を問うキョーコ。「何かアイツを許せない恨みでも?」
レイノの答えは、「恨み…? 別に無いけど…?」「いつもTVでスカした顔したアイツが顔色変えて」「不様な姿で堕ちるトコロが見たかった」
それを聞いて、キョーコが怒ります。
「仲の悪いふりしててもやっぱり幼馴染が陥れられるのは許せないか」とレイノは問うけれど、そうじゃない。
「アイツが誰にも負けを許されないのは敗北感も絶望もアイツにとって芸能界で畏怖になる存在もアイツが初めて感じる相手はこの私じゃなければならないからよ!!」「アイツを負かしたいと思う経緯も気持ちの大きさも何もかもあなたみたいな娯楽程度のウスっぺらい気持ちの人にアイツは絶対渡さない!! アイツは私のモノよ!!!」
…まぁ正直、こんなにジャンルの違うことやってて、同じ土俵でギャフンと言わすってのはちょっと難しいんじゃないのって気はするんですが(^_^;
とはいえ感心するのは、「やったー、私だけじゃなく、アイツをギャフンと言わそうとしてくれる同士がいて♪ どうせなら手を組みましょう、アタシたち♪」てならないとこです。
彼女のスゴイとこは、「自分で手を下す!」と宣言するとこです。他人の力に頼ったりしないとこ。
そして、尚と緒方監督が追いつくと、レイノは、この一件を公表すればスキャンダルになるとほのめかしますが、キョーコは、スキャンダルになって「気高くて誇り高い」イメージを大切に演じてきた「美緒」の役に汚れがつくくらいなら、泣き寝入りをする方がいいと大泣き。
こういう潔さというか根性入ったところが、「復讐してやるー!」と叫んで芸能界入りを決めるような突拍子も無い主人公が、好かれる理由だと思うんですよね。
尚にはぜひ、キョーコの外見が変わったことに驚いたりするよりも、「こんなにプロ根性の座った女だったんだ、タダの何もできない女と見くびってた俺がバカだった!」とか思ってほしんだけどな。16巻で、それらしい雰囲気が無いではなかったけれども。なんかこう、もちっとはっきりと。

この戦いは結局、マスコミ沙汰にすることをほのめかして逃げるレイノを尚が追って、「話をつけた」ことで決着。どうやら言葉による「話」ではなかったようですが…

ところで、レイノの頬にある傷に、今はじめて気づきました。なんでしょうね、コレ

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2008年12月12日 (金)

『スキップ・ビート!』 15巻の感想(1)

■ ネタバレ注意! ■

久々に単行本の感想を。もしかしたらあらすじも書いた方が親切なのかもしれないけどそれこそ今更という気もしないでもないというか…

というわけで、ダダモレ的に感想つづります。

裏表紙の、レイノに捕まってる怨キョがなんかかわいいです。

15巻は、なんか霊能力合戦になってます。
レイノはキョーコのオーラ(!)に一目ぼれし、キョーコの「気配」を察知して追っかけたりするし。
Act.88のキョーコのオーラ大爆発はレイノをひるませ、木の葉を散らし、尚に居場所を知らせるという…マジで漫画のジャンルを変える気か?!って感じです(笑)

レイノはやっぱ性格的にはクレパラの御海道シバね。そう思うと顔まで似て見えてくる。相手に異常なほど執着するところとか、相手の気持ちが変わるのを待つなんてまどろっこしいことは1ミリたりとも考えず強引に心の中に割り込んでいこうとするとことか、憎しみとか愛情とかの感情がなんだかおかしな感じでまぜこぜになってるとことか。

得体の知れないレイノに狙われるハメになったキョーコは、撮影隊と離れて沖縄でブランドの専属モデルとして写真撮影中の蓮に電話をかけます。
もちろん、いきなり「よし!敦賀さんに電話だ!」ってなったわけじゃなくて、先に蓮からの着信があったのを着信履歴で知って思わず、ってことなんだけど。
不安になった時に思わず蓮を頼りたいと思ったのかしら!…ってとりたいとこだけど、もし着信履歴にモー子さんが入ってたら、モー子さんにかけたかもしれない感じなんだわねこれが。

尚とキョーコのじゃれ合いは、私にはもはやどうにも姉弟にしか見えない。
朝食ビュッフェで出会った尚が、キョーコの食の好みを知りぬいたチョイスでヒョイヒョイとメニューを盆に載せていく様は、さながら何十年も連れ添った夫婦のごとしで、DARK MOONの出演者&スタッフの皆から「二人はつきあってるの?」と言われてもそりゃ仕方ないとしても
尚は、実はキョーコを心配して朝食につきあったのだし、その後も録音スタジオとは関係ないロケ地の近くに陣取って仕事するし(レイノたちに盗られた曲の代わりの新曲作成)キョーコがレイノに攫われた(つか、キョーコがレイノに追われて逃げるうちにロケ隊から離れてしまった)時には血相変えて助けに行ったり、自分のモノ呼ばわりしたりしてるわけですが…実際尚にとってキョーコはどういう存在なのかって、なんかやっぱよくわかんない。
自分がいない間にキョーコを守れるのは蓮だと認識してるよーな言動があるわりに、その場にいてキョーコを助けられなかった蓮に牽制かけてみたり(それは次の巻の話だけど)。
やっぱ私的には、シスコンの弟みたいに見えるんだけどなー。
ぜひともそのうちもう一回くらい尚を出して、もう一ひねりくらい尚×キョーコエピを展開させてほしいですねぇ。そんでちょっとくらい、過去を後悔して欲しいかな。

蓮に心配をかけまいと平静を装って電話を切ったキョーコだったけれども、蓮はキョーコの様子がおかしいのが気になって、がんばって仕事を早めに仕上げて大急ぎでロケ隊に合流。
ここも…キョーコはもう少しこう、少女漫画らしい反応せんと…orz 久しぶりに蓮に会ったことに嬉しそうに微笑む様子はそれでもソレっぽかったけど、「まさか自分のために早めにこっちにきたんじゃ…?」と思った後の反応が「…私―… なんて迷惑なの――!!!」って、いや、ソコ、普通はちょっと喜んだり、気持ちが傾いたりするとこじゃないの?;;

キョーコvsレイノ戦(笑)についてあともうちょっと感想あるのだけれど、長いのでまた次に。

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2008年11月25日 (火)

『スキップ・ビート!』 20巻の感想 続き(Act.116~)

■ ネタバレ注意! ■

20巻のAct.115の感想でぐだぐだ悩んでいたことですが、実は4巻あたりからずーっともやもやしてたんですよね。要は、キョーコって母へのわだかまりが心の中で未解決な人のハズなのになんでこういう行動をとるのかなって思うことが多いんですよ。20巻でひっかかっているのは、なんで親のいない誕生日を良い思い出として思い出せるのかなってことと、マリアちゃん親子の和解を見て自分ちのことを顧みるそぶりすらないこと。キョーコってむしろ「過去に親にほっとかれた事情をすでに理解できていている人」みたいな感じがすることが多いんですよねー。

それから20巻は、Act.15のマリアちゃんのセリフじゃないけど、こんなに簡単に劇的に親子関係が修復されちゃうなんて都合良すぎてどうかと思うし、キョーコがこれがまたこんなに何でもできるスーパーミラクルガールってのはさすがにどうよ。シェフが舌をまくほど料理ができるってなんで?旅館にいたから調理ができる下地があるって話はあったけど、なんで洋食やスイーツまで orz

…などなどとツッコミ始めるとどうにも20巻は楽しめない。

もしかすると20巻は、読者への感謝パーティーでもあるのかなと思う。どのキャラも幸せな時を過ごしていて、辛いことのない、夢みたいな楽しいことばかりのエピソードが、読者へのサービス?

てなわけで、モヤモヤ思うことはひとまず置いといて、キャラと一緒にパーティーを楽しもうと思います!!

Act.116では「ハッピーグレートフルパーティー」への招待状を蓮に渡します。忙しいけどマリアちゃんに会いにちょっとでも来てください、と、遠慮がちにお願いするキョーコに蓮がOKを出すと「ありがとうございます!」と満面の笑み…と一緒に飛ばした花が蓮と社さんにドバッと貼り付く(笑) こういうところが仲村漫画の好きなトコです。
「喜ぶのはマリアちゃんだけ?」とキョーコに尋ねる蓮。「他の招待客の方々も!!」と答えるキョーコに社さんが「フルスイングで空振った」と心の中でツッコミ。蓮はさらに「じゃ 最上さんは?」と外しようのないイージーな直球を(←by社さん)投げ込みますが、「え、もちろん嬉しいですよ 敦賀さんには色々お世話になって感謝してますから!!」と、打ったけど笑えないほど凡打(←by社さん)を返すキョーコ。
キョーコ…20巻費やしてもまるで恋愛感情の芽生えないヒロインてのもなかなか見ないよね…まだラブミー部に所属しなきゃならない理由があるとすればココ?

そしてモー子さんはキョーコを喜ばせたいと、自分じゃ買うのも恥ずかしいメルヘンテイストコスメをキョーコへのプレゼントとして購入。結果としては誕生日プレゼントになったけれど、これを買う時はキョーコの誕生日を知らなかったから、純粋にキョーコが喜ぶことだけ考えて、そして「ありがとうモー子さん!」って言ってくれるのを想像して買ったって(しかも4軒以上も店を回って…)、これまでのモー子さんの言動からするとすごい画期的っつーかどうしちゃったのって感じ。
プレゼント渡す時は蓮と張り合ってますが(そしてキョーコの感激度ではモー子さんが勝利)、尚が最近出てこないと思ったら、蓮の目下のライバルはモー子さんに?
唐突に気づいたんだけど、モー子さんて1巻からこのかた蓮と会話したこと無くない? そしてまた、このパーティーが初対面なのかどうかはわからないけど、間近で大物俳優に会って挨拶も緊張も何も無いってモー子さんすごいかも。
モー子さんがマリアちゃんを評して、「この子、あの子(キョーコ)さえ良ければ他はどうでもいいのね」と言ってますが、自分だってたいがいだよね。

「敦賀蓮様 社幸一様 おなーりー」という掛け声で出迎えられた二人(ヨーロッパ王室パレード風なのだそう)がなんだか違う系列の漫画のキャラみたいでなんかおかしかった(笑)

そしてマリアちゃん親子は適当に収まったので(←byモー子さん)、パーティーはお開き?いえいえ、これから第二幕。

プレゼントの感激ボルテージではモー子さんに負けてしまったけれども蓮も負けず劣らずの素敵なプレゼントを素敵な演出でキョーコに贈っています。24日から25日(キョーコの誕生日)に日付の変わる瞬間に、大輪の薔薇を一輪差し出します。「お誕生日おめでとう」の言葉を添えて。この薔薇はどうも、20巻以降の内容でわかるカラクリがあるみたいですね!

そして、社長もキョーコのためにパーティーの第二幕を用意してくれていました。キョーコは25日生まれだけれどこれまで旅館でのお祝いはいつも24日のクリスマスパーティーと一緒、25日に祝われたことがありませんでした。25日の始まりに用意されたサプライズなお祝いがラストを飾り、キョーコの「ずっと気づかないふりをしてきた胸に空いた小さな穴が温かい何かでギュッと埋まった」のでした。

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2008年11月24日 (月)

『スキップ・ビート!』 20巻の感想(とりあえずAct.115のコト)

■ ネタバレ注意! ■

この20巻の感想は、実は何度も書いては消しを繰り返してます。どう書いたらいいのか難しくて。とりあえず、ページの順を追ってダダモレ感想を。長くなるので、今回はAct.115の内容だけで。

『あ~あ 退屈、何か面白いことないかなぁ~』というナツ(新しい役)のセリフに、「キョーコ暦16年と幾数ヶ月、未だかつて口にしたことのない言葉が―!」と愕然とするキョーコ。「人生順風満帆で苦労知らず、悪く言えば平凡な生活へのウップンを主人公をいじめることでウサ晴らしする」という役どころに共感できず悩んでる様子。あ、そしてやっぱり1巻からずっと使い倒しているらしい同じバッグを持ってる!そんなに使い勝手がいいのかなぁ(笑) そして、この回、制服着てますね。高校ってまだちゃんと行ってるのかなって気になってたんですよね。

で、その難しいセリフを難なく叫ぶ声の主はマリアちゃん。ハロウィンだクリスマスだと外国の宗教行事を国を挙げて祝うことについての一家言をLME新入社員にぶちまけてます。マリアちゃんの真意は違うところにあるのだけれど、並べられた意見にはちょっと同感、と思っちゃうとこもありますね。固いこと言うなョ、楽しければなんでもいいじゃん、みんなで騒ごうよ!という姿勢は嫌いじゃないというかむしろ好きなんですケド、こと宗教行事を意味もわからず軽々しく扱っていいもんか?と思わないでもないというか。

キョーコの作ったリアル蓮人形をマリアちゃんが欲しがりますが、「あげられない」というキョーコ。なんでだろう。キョーコの性格だとあっさりあげてしまいそうなのに、なぜ? それはもしかして一昨日発売した24号で明かされているの?!

マリアちゃんは、マリアちゃんの誕生日のために海外から戻ろうとしたお母さんを飛行機事故で亡くしてから、クリスマスも誕生日(24日)も祝いたくなくなってしまったようです。「マリアちゃんは自分の誕生日が嫌いなんだろうな」と思ったキョーコは、誕生日パーティーではなく、「感謝パーティー」を二人で主催することをマリアちゃんに提案します。
「24日 パーティー開くから来てください 今年もあなたと関わることができて幸福(しあわせ)でした 『ありがとう』って伝えたい 大切な人に――」という招待状を出そう、と提案。

でもって思うのは、これだけの気遣いと、他人に感謝することのできる人間はもうラブミー部を卒業してもいいだろうと(笑)

ここから若干鬱々とした内容になるので、本文折りたたみの上、文字色反転します。続きは下の「続きを読む」から。(11/24追記)なんか今週のアニメを見ながらまた色々考えて思いついたこととかがあったので、以下の文章をバスッと削除しました。次の記事ではどーにかこのもや~とした感想をまとめたいです…

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2008年11月15日 (土)

『スキップ・ビート!』:19巻の感想(その2)

■ ネタバレ注意! ■

「(キョーコにとって)『クオン』は役柄的に好きなんだろう」というクーのセリフに反応する蓮をみてニヤリとする宝田社長に、ここは蓮キョファンとしては一緒にニヤリとするところなのかもしれませんが…うーん。

Act.110が、母親が余命3ヶ月と蓮に告げられるシーンで終わり、えぇ?仲村漫画でそんなありがちな展開?と、本筋と全然別の所で驚いていたら、Act.111であっさりひっくり返されました。蓮が「あまりのリアルさに一瞬本当なのかとあせってしまいました」ときて、クーが「わたしもだよ。彼女に告白されたとき」。「余命○○」は、蓮の母親の口グセなのだそう。こういう「一筋縄じゃいかない」とこが仲村漫画の好きなとこです。

なんかもう細かすぎてどうでもいいじゃんそんなこと、と自分でも思わないでもないですが、蓮の両親が蓮の消息を知りたいなら日本のテレビ番組を見ればいいのにぃー。そりゃ、ビデオレターの方が嬉しいだろうけど…ていうか、蓮を久遠の姿に戻すために必要な展開なんだとは思うけれどもー。

キョーコは18巻でクオン少年を演じていた時に蓮+社さんにはちあわせてもクオンの演技を続け、蓮を呼び捨てにしたり「わりとえんぎうまいよね」とか上から目線でモノ言ったりしたため、19巻で正座して「無礼な振る舞い」をわびます。
蓮の「呼び捨てって? どんな風に呼んだっけ?」っていう優しい笑顔での問いかけに、(イビリプレイと思って←社さん言)遺書を用意するキョーコ(笑)。蓮的には、しどろもどろで自分を呼び捨てにする最上さんが見たかったもよう。ここも、ファンは社さんと一緒に(?)ニヤリとするところかもしれませんが、何度も書いてますが、今の所、蓮の片思い(あぁ言ってしまった)なわけでしょう。それではもはや物足りないんですぅー!!

父親がおらず、母親の愛情にも恵まれなかったらしいキョーコは「いいお母さんて何ですかね」とクーに問いますが…そのままでいんじゃないの?キョーコは。今、即、この19巻からでも十分いいお母さんとしてイケる気がしますが。その辺もまた20巻で合わせて。

クーを父親のように慕い、そして「お父さん」と呼べる権利を勝ち取った(?)キョーコは幸せそうでいいんだけど…ナゾなのは、ラブミースタンプはどうしたのか;; クーのお世話係はラブミー部の仕事だったはずなんですが…;;

あと、この19巻で見せ場と言えば、蓮が久遠に戻る(髪の毛の色などを生来の姿に戻す)シーンでしょう。髪の毛と、眉?が金髪?なのかな? よくわかんないけど、黒ではない、明るい色だって感じに表現されてましたね。目の色はどーなんだろう。髪がブロンドじゃなくブラウンに近い感じなら目の色も褐色の可能性は高いからいいのかもしんないけど。あとまつげとか………………ていうか、書いてるうちに気づいたんですが(今までまったく気にしてなかった)、顔以外の体毛は……? って、下世話です?(^_^; ……いいや、考えないことにしよう;; はい、忘れて忘れて。

えーと;;
この巻の最後は、蓮とキョーコのそれぞれが、新たな挑戦に向かう決意をします。蓮は冷酷な殺人犯の役を演じることを決め、キョーコは「美緒っぽく」と言われているイジメ役を受けることを決め、クーが二人の「クオン」にステイツからエールを送って、終わります。

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2008年11月14日 (金)

『スキップ・ビート!』:19巻の感想(その1)

■ ネタバレ注意! ■

ダダ漏れ的感想です。長くなるんで記事を分けました。その1です。

「芝居の中で生きる喜び」を知ることが必要、とキョーコを諭すクー。
リアル人生同様、芝居の中の人生だって喜びもあれば辛いこともあるわけで、演じる人生が暗く悲惨なものだったら生き地獄を追体験。役者さんは実生活に尾を引いてしまうこともあると聞きます。切り替えの速い遅いに個人差はあるのでしょうけれど。もし私が美緒みたいな役をすることになったら、きっと美緒の心の傷とかにハマってしまって、かなり尾を引くと思うけどなー。

それはさておき。この巻ではクー+蓮+社長の会談(?)が行われて、蓮の過去と現況のナゾがやや明かされてます。
要は、父であるクーという役者として大きな存在が、同じ道を歩き始めた久遠(蓮)にとって重たい枷になっていた。自暴自棄になっていた久遠(蓮)を、宝田社長が日本に連れて行って「敦賀蓮」の名前を与えて日本の芸能界で育てた。ってことですよね、多分。
それにしてもその過去が、レイノが言うところの「壊れるかこの世を去っている」といえるほどのキツい体験だったのかどうかは、詳細なエピソードが無いためよくわからない。親の七光りが枷になるのは大変なことなのだろうけれども(緒方監督もそうなわけだし)、でも、親に半ば育児放棄されてたっぽいキョーコの少女時代と「比較にならん」と言われるほどのことなのかというのは今の時点ではちょっとわからんなぁ。自暴自棄になった後の行動が問題なのかな。他者への暴力沙汰があったことを匂わせるカットが時々入るから、そっちがハードな話になるの?

クーは、わが子がどんな状況にあっても無条件に心から愛していて、愛する息子にとって自分が枷であったことに悩んで、親の特権を振りかざすこともなく息子の立場を尊重し、息子の役者生命を守るために距離を置いて暮らしている…という、キョーコの言う通り、ゴッドファーザー(?)というか伝説の父というか、な父親。
そして、蓮も両親を憎んでいるわけではまったくなく、ずっと彼を尊敬してきた。両親に連絡をとらなかったのは、徹底主義的な性格のためと、家を飛び出した後ろめたさ、それから、両親は蓮の立場を気遣って連絡を寄越さなかったのに、蓮はそれを「失望された」と誤解していたから。
なんかこう、クーとが登場するまでは、蓮が両親に会いたがらないとかなんとか、蓮と親の間になんか確執があることを匂わせる感じだったのが氷解、つか、確執と呼べるようなものは元々無かったってことに。
で、度々思うのは、仲村さんは、「悪人を描くのがキライ(もしくは苦手)」+「親子の確執を描くのがキライ(もしくは苦手)」なのかなってことです。
クレパラの時の親子間(本当の意味の親に限らず親代わりの保護者と子どもの間も含めて)の確執もみんなそんな感じで、最後には「なんだ、親はちゃんと子どもを愛していて、子どものことを考えて行動していたんだね、よかった」とか「誤解があっただけなんだね。誤解が解けてよかった」って思える展開になるんですよね。
そしてさらにこの話題は20巻の感想に続きます。

それからナゾなのは、19巻で「両親と連絡を絶ったまま2年の月日が過ぎていた」です。
18巻でクーが、「わたしの記憶の中のあの子は15の姿のままで止まっている」とあるし、Act.109でクーが「5年ぶり」と言ってるし、専属美容師さんが「5年も一人で淋しかったでしょうに!!」と言っているので、「2年」は誤植? それとも私、何か読み違いしてますかね?

あと、その専属美容師さんのJELLY WOODSですが、どこをどうすると愛称が「テン」になるのか、すげー悩んでます。どこをどう読んでも、なんでそうなるのかさっぱりわかりません。

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2008年11月 4日 (火)

『スキップ・ビート!』:18巻の感想

■ ネタバレ注意! ■

前巻と同じく、ページをおって、ダダモレ的感想です。

冒頭で社長がやってる恋愛シュミレーションゲーム(というのかな?)、存在は小耳に挟んでましたが、自分は未経験。宝田社長を悩ませるほどの(笑)難度の高いゲームというのがあるんでしょうか。挑戦してみたいけど、なにかこう後ろめたさ(?)が;;

前巻末~この巻の最初の方、クー(ハリウッドスターで蓮の父)から(社長の策略のために)理不尽な扱いを受けるキョーコが孤軍奮闘。スキビって時々『働きマン』かというよーな根性試し的エピソードが出てきますよね。今回は失敗があっても理不尽な目に遭っても自分の職務をまっとうするのが仕事に熱意と誇りをもったプロ!という話でした。や、縦横の関係にもまれながら仕事をしたことのある人(とか、スポーツ系の部活とかやったことある人)なら「あぁまぁそうかもね」と思う内容かと思いますが。
ま、どんなことがあっても自分の職務をまっとうするぜ!と思えるほど熱意と誇りを持てる仕事に出合えるかどうかってのもあるかもしれませんけど、でも、たいていどんな仕事でも、理不尽なことも嫌なことも絶対あって、それを越えたとこに大事なモノがある、ってのは、やっぱそうなんじゃないでしょうか。

キョーコが受けたことがあるという「イジメのバリエーション」の中で、「ケータイでetc.」っておかしいくないです? キョーコって、LMEに入るまで携帯持ってなかったんじゃなかったっけ。

キョーコが蓮を思い出してほんわかするシーンがありますねー。でもねー、何か違うんですよぅ。その後撮影スタジオで考え事しているところを蓮にのぞき込まれても動揺のひとつもありゃしないんですもん。もし蓮を色恋の対象として意識しているなら、そんな風にのぞきこまれたらドキドキしないかしらー??

クーの親バカっぷりを見て対照的な自分の母の冷たさを思い出すキョーコ。
クレパラも親バカキャラが多かったですよね。「子どもを想わない親はいない」というのが作者の基本的な考えなんだろなと思ってましたが、多分それはスキビでも変わんない(というか変えられない?)ような。この件は19&20巻の感想に続きマス。。。

クーの息子の話を聞いて、京都に住んでた+コーンという発音+大きすぎる父親(クー)→あのコーンなのでは? と、チラとも疑わないのもどーかと思うのだが(笑) 死んだと思い込んじゃったからって考えてもいいけどもでもなぁ。

キョーコが演じる「少年クオン」。仲村さんは男装の少女っていうのが好きなんだとクレパラに書いてありましたが、これもそゆこと? なんかすごく楽しそうに描いてらっしゃるよーな気がして仕方なかったです。それにしても、なんでキョーコったらこんなに英語スキル高いの? 京都の老舗旅館で育ったから(京都の旅館の人なら英語ができた方が絶対便利)かな?と、作中に説明が見当たらなかったので脳内補完してみました。

キョーコがクーに、「役に入るとかってに『役』ができあがっていくタイプだな?」と評されてますが…そういう人っている、と思う。演技というジャンルにとどまらず、表現を生業とする人の中には、あくまで理性で計算しつくして表現するという人も多くいるけれど、一旦作品世界に入ってしまうと表現内容が勝手に走ってっちゃう感じの人っていますよね。

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2008年11月 2日 (日)

『スキップ・ビート!』:17巻の感想

■ ネタバレ注意! ■

ページをおって、ダダモレ的感想を。

そもそもなんで「キョーコは尚の中でお母さん的存在?」って発想が最初に出てきたのか()って、17巻の「何故私が見てなくちゃならないの アイツの成長ぶりを…お母さんじゃないのに…っ」という台詞があったからだと今更気づきました。

うーん…レイノ…その昔、同人誌かなにかでこんな感じのタッチの絵を見たことがあるような…でも誰の絵だったか思い出せない…

そのレイノの問題の台詞「およそ一般家庭の普通の子供が持つ感情じゃない(中略)ソイツは今頃壊れるか 自分でこの世から去っている」「年齢にそぐわない荒んだ過去の持ち主」「お前(キョーコ)のちっぽけな感傷など比較にはならん」「一体どんな生き地獄を」と言う、蓮の少年時代がいかに荒んだものかを想像させるような台詞がバンバンでてくるんですが、前にも書いたようにこの後クーが出てきて、新たなナゾになってしまうんですよね~…。クーのような子ども思いの親を持ってもなお、一体何が起こると、どんだけ荒んだ少年時代になるのか不思議です。ナゾの解明が待たれます。

「こんなバカ男以下の雑巾女死ねばいいのに」って、雑巾女って…;; 不謹慎かもだけど吹いてしまいました(^_^; で、その後のハグ、米国育ちの設定になってる蓮はともかく、純然たる日本育ちのキョーコの何の動揺もないのはちょっと妙ではないのか。いくらレイノが言ったよーにそっち系(色恋系)が壊死してるとしたって。しかもその後回想して照れるでもなく「気持ち良かった」ってのはど~なのかと。それとも最近は日本でも男性が泣いている女性を慰めるのにハグするのは普通の行為になってんのか…

以前、台湾のサイトの漫画紹介文を(長々しくも)訳して載せましたが()その中に怨キョ(怨霊キョーコ)がファンの間で人気がある、という内容の文章があって、え?それって台湾で?へー、面白い現象だなぁ…とか思ってたら、日本でのことでした(笑) 連載100回記念キャラコンテスト結果発表がこの巻の真ん中あたりに載っていたのですが、10位のマリアちゃんをおさえて堂々9位。

キョーコって、ずーっと同じバッグを使ってますよね。今更1巻から戻ってチェックするのは面倒なのでそこまではしませんが、毎回バッグが出てくるたびに「あ! また同じ!」と思ってました。布製のバッグっぽくみえるので、これだけ使い続ければ普通取っ手とか壊れるんじゃないかしら(経験済み)。ただ、この巻ではAct.100でバッグが一旦変わったので「お?」と思ったら、Act.101で元に戻ってた。なんでだ(笑)

Act.101の柱の部分で、スキビは前作までと違って絵やペンタッチにこだわりをもって描いてると、ちゃんと書いてありました。なるほど。

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2008年10月31日 (金)

『スキップ・ビート!』:16巻の感想

■ ネタバレ注意! ■

毎日1巻ずつくらい読み返してたんですが、感想書くのに、20巻という長大なものをカテゴリ別に考えるのは無理と今さら気が付いたので、すんげー途中から(16巻から)ですが、時系列的に感想を書こうかなと思い立ちましてございます。機会があれば、1~15巻も書くかもですが、とりあえず。

16巻の表紙って、あれですね、「最上さんをがんじがらめに抱き締める夜の帝王の俺」ですね。これは、ファンは盛り上がったろーなー。リアルタイムで騒ぎを見ることができなかったのが残念。

レイノって、あんまり仲村さんが描いたことのない感じのデザイン? 性格的にはご本人が柱で書いているように、クレパラのシバ(ここまではっきりとは書いてなかったケド)にちょっと似てるけど、とにかく絵の造形が違うっつーかタッチが違うっつーか。初登場したときは、「これ…誰が描いてるの? 仲村さんの絵っぽく見えない…」と思ったほど、これまでのタッチと違ってみえました。いや、よく見ればちゃんと仲村さんの絵だけどさ。印象がね。あと、緒方監督の初登場の時もそう思った。あと、緒方監督については、一瞬『フルーツバスケット』の由希に見えました。

この巻、キョーコ・蓮・尚がたくさん絡みますが、やっぱどー考えても「三角関係」って感じじゃーないんだよな…。尚に軍配があがってキョーコ・尚の二人が甘~い雰囲気になるって想像できないもん。キョーコと尚の関係って、母・息子…ってのは確かに違うけど、そうねぇ、姉・弟? 小さい頃から一緒に育って遠慮の仕方を知らない、憎み合うことがあっても根の深いところで繋がっていて、一生切り離すことのできない存在。ときにはライバル、ときには心のよりどころ…って姉・弟だよ、うん。

キョーコのひざまくらの場面もなぁ。恋愛感情って印象は持てなかったなぁ。むしろやっぱ家族を思いやるような感情っぽい。というわけで、それは恋だよキミ、と言えるのはやっぱ蓮だけかな自分的には。キョーコに(恋愛の)ライバルがいないから、キョーコが焦ってくれないのかしら。

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